PALS-1Day G2015暫定コースを開催しました。
当会では、依頼講習限定ですが、PALSの1日コースを開催しています。
今回は、ERで勤務する看護師さんを対象に約11時間でのコース開催です。意外だったのが、
長時間コースであっても、PALSを1日で受講できたほうがよいと答える人が多かったことです。
潜在的な需要はありそうな印象ですね。
そして、コースはERのかたでしたので、もちろんPALSをより現実に近づけて・・・
シナリオシミュレーションの導入は・・・
電話の音🎵・・・
3次勤務の看護師受講生さん(普段、救急隊からの電話対応を行うので)
インスト(救急隊員役)「いつもお世話になっております。〜〜救急です。けいれん頓挫の1歳の男児の受け入れをお願いしたいのですが、意識レベルが2桁でして・・・SAMPLEは・・・」
で、この時点で、どんな患者が来るのかをイメージしつつ、必要な機材を準備し、必要な人材を集めます。
患者にどのように対処をするかのイメージを持って戦略を考えてもらいます。
そして、お約束ですが、小児科医師は、救急車到着と同時にくるといいつつ、なぜかこない・・・
で、救急車到着後、あれ?呼吸パターン変じゃない??
さあ・・・いよいよPALSの第一印象・1次評価・2次評価・評価・判定・介入・安定化・再評価・焦点を絞った身体観察・診断的検査です。
状態が安定化した時点で医師が到着し、現在までの対応を看護師が報告していきます。
その後は医師役のインストと一緒に今後の診療の方向性を検討していきます。
シナリオによっては、小児科の後期研修医が登場したり、状態が安定化していないのにCT検査に行こうとしたりする医師ように提案しますか?といった、さらにハイレベルな話題も・・・
といった、ちょっとハイレベルなPALSコースを依頼で1日なので、特別に開催しています。
あくまでも受講生の背景に応じた内容の提供となるので、いつも、こういったPALSをやるわけではありませんので、誤解なきようお願い致します。
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